2024年11月9日(土) 15:00~17:00
ウエブ利用研修(Zoomウエビナーによるオンライン研修)
情報提供
・薬事情報センターだより 薬事情報センター
・タリージェ適正使用情報 第一三共株式会社
特別講演
「骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折の診断と治療」
医療法人社団曙会 シムラ病院 院長代理 村田 英明 先生
<講師からのメッセージ>
人生50年と謳われた、戦国時代には骨粗鬆患者はほぼ皆無だったでしょう。2023年日本の高齢化率は30%を超え(内閣府調査)、日本の65歳以上の人口は3,710万人に上りました。
当院は整形外科救急を中心とした108床を有する治療完結型の病院です。2023年度に救急要請を受け入れた1709件のうち、入院に至った患者数は678人でした。そのうち30%に当たる204人が脊椎関連患者でした。70歳以上は159人で、119人が骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折(OVF)患者でした。大腿骨近位部骨折と並ぶ、高齢者二大疾患です。従来までは診断をつけ、神経症状等がなければ、コルセット作成し、2週間程度で疼痛は落ち着いて、リハビリを進め、1〜3ヶ月程度の入院で何とか退院に持ち込めたものでした。しかし患者層が高齢化し、脳神経疾患合併症、重度内科合併症、担癌患者、骨粗鬆症が重度化する中で、従来までのコルセットによる保存的治療のみでは、入院の長期化、介護保険重度化、独居への帰宅困難等、医療費高騰に直結する問題も表出しています。超高齢化社会を迎えようとしている我が国において、OVF患者の早期機能回復、早期退院、早期社会復帰は重要な課題と言えます。
本講演では高齢者OVF患者に対する当院の取り組みの実際について具体的事例を挙げながら、紹介していく予定です。
【申込方法】
会員区分によって異なります。
上記掲載の『第561回開催案内、申込方法【PDF】』を参照しお申込み下さい。
※Gmailをご利用されている方の中には、Gmailガイドラインの適用により、メールがブロックされたり、迷惑メールに振り分けられたりすることがありますので、ご留意ください。
【申込期限】
10月31日(木)まで
※先着順に受付。定員に達し次第、受付終了。
広島県薬剤師会会員、広島県病院薬剤師会会員:無料
非会員:1,000円
取得単位(申請中)
下記の(1)または(2)のどちらか一方です。
(1)日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師制度:1単位
※PECS 登録済みの方のみ、付与が可能です。
(2)日本病院薬剤師会病院薬学認定薬剤師制度(V-2):1単位
及び、日病薬・広島県病薬生涯研修認定制度:0.75単位
単位(2)取得には、日病薬クラウド型会員システムへの登録・
及び、研修会終了後「研修レポート」の提出が必要です。
※当研修会の単位付与のための出席登録は開催者が一括して行います。
研修会開始時の、日病薬研修支援システムへのログインは不要。
後日、日病薬研修支援システム内で付与される単位をご自身でご確認下さい。
【原稿依頼】
広島県薬剤師会誌への寄稿を、広報委員会より依頼する場合があります。
ご協力ください。
広島県薬剤師会 薬事情報センター
di@hiroyaku.or.jp
TEL:082-567-6055